南山城村議会 2020-02-12
令和 2年第 1回臨時会(第1日 2月12日)
7番、梅本です。譲渡の最初の1番に
受信アンテナ施設ということで載ってますけども、以前もらいました
パンフレットといいますか、これで見ますと、
基本サービスの、まずそしたらこの
受信アンテナ施設というのは
テレビの受信の
アンテナのことで間違いないんでしょうか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
そうですね。
地上波BSアンテナ等の受信の施設でございます。
○
議長(
廣尾正男君)
「
梅本章一議員」
○7番(
梅本章一君)
それで、前回全協でいただきましたこの移行しますという
パンフレットといいますか、その中で
基本サービス1,500円、
地上デジタル放送は8
チャンネル入りますよと。その下の
スタンダードコースというところと
プライムコースというところの
地上デジタル放送は10
チャンネル入りますよという、この内容がいただいておりまして、多分これは各家庭にも配られてるんじゃないかと思うんですけど、その辺の
テレビの
受信状況、
アンテナを譲渡されるわけですので、その辺の今の村の
テレビの状況、そして
KCNで
サービスとしてメニューがもたれているわけですけども、その辺の状況の
説明をお願いします。
○
議長(
廣尾正男君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
まず、このチラシの中で、
スタンダードコースと
プライムコースの
地上デジタル放送のところが10
チャンネルとなってるということで、これは前にもちょっと御
説明させてもらったところなんですが、今のところ8
チャンネルということで、ここの10
チャンネルというところは誤植になっております。今のところ8
チャンネルというところです。それで、今のところその
交渉をしておりまして、その8
チャンネルがもう少し
チャンネルがふやせるようにということで努力をしておりまして、最終の
努力目標は10
チャンネルなんですが、今のところはっきり映るというふうに申し上げられるのは8
チャンネルというところでございます。
8
チャンネルの内容でございますが、これについてはNHKの大阪のほうが入らないと。現在のところ京都・大阪とも入っておりますが、大阪のほうが入らないというふうになっております。それ以外は今の
チャンネルが映るということになっているかというふうに思います。
○
議長(
廣尾正男君)
「
梅本章一議員」
○7番(
梅本章一君)
ちょっとミスプリもあったということですので、その辺、住民の方にしっかりと
説明と、それと10
チャンネルまで入るように努力のほうをよろしくお願いします。以上です。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
「
中山明則議員」
○1番(
中山明則君)
4番議員の答弁を確認をしますけども、移行して
同意書を、各家庭で
同意書を提出して、
申し込みが終わって順次工事がしていきますね。工事が終わった家庭は、令和3年の4月にならなくてももう放送が受信できるということなんですか。というふうに、答弁はそういうふうに聞こえたんですが、確認ですけどどうでしょうか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
順次工事を行っていきますので、その工事が終わった時点から受信できるというふうに思っておりますが、ちょっと自信がないので一旦休憩いただいてよろしいですか。
○
議長(
廣尾正男君)
いや、ちょっと待ってくださいね。これは一応
無償譲渡の件で、それから補足ということですので、一応件名についてはこれを
無償譲渡するという件名ですので、その辺御理解願いたいと思います。
○4番(
齋藤和憲君)
全員協議会の中で時間がないので、詳しい内容は議会で、
臨時会の中で質問せいということで、行政の中の
全員協議会の中で副
議長が言われたんやから、当然、
全員協議会で質問できない内容もここでやるべきやと思うんですけど。
○
議長(
廣尾正男君)
了解しました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――-
○
議長(
廣尾正男君)
ただいまより休憩します。暫時休憩します。
(休憩 9:56〜10:05)
○
議長(
廣尾正男君)
それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――-
○
議長(
廣尾正男君)
「
総務課長」、答弁をお願いします。
○
総務課長(
廣岡久敏君)
済みません。時間をいただきましてどうもありがとうございました。
確認をいたしましたところ、
テレビの切りかえにつきましては、この
宅内工事といいますのは主に通信の段階、通信の部分での工事となっておりますので、その通信の関係については切りかえが終わった段階で通信が変わっていくということになります。
それと、
テレビにつきましては、これは工事とは関係なしに準備が整い次第切りかえになってくるということになっております。時間についてはまだ未定でございますが、8月・9月、そこら辺の段階かというふうに今のところは考えているところでございます。以上でございます。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
二つ教えていただきたいと思います。一つは、今の現行の
テレビは1,200円でしたっけ。1,200円でしたね。今度1,500円ですね。地域の
説明会に入られたときに、1,200円でも高いと思ってる、高いというか出すの厳しいなと思っていると。1,500円やったらもうやめときますわと言われたときに、現行の1,200円でいいですと。1,200円をやめるというんじゃなくて1,500円にいかないという、もし人が仮にあったら、行政としてはもうなくなってしまうわけやから、その場合は1,200円の今までの
サービスもなくなってしまうので、自分で
アンテナ上げて自分で見れるようにしてくださいねと、そういうふうな答弁しかしようがないと思うんですけども、その辺はそういう
説明になるんですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
もうそういった
説明しかないというふうに思っています。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
もう一つなんですが、施設を幾つか分けて工事をしていくことになると思うんですね。どこか1カ所切ってやりかえるとか、普通、電気だったらそういうイメージが沸くんやけど、こういう通信ってもとの部分からこっちへもこっちへも線を引っ張ってるわけではなくて、1本でいって枝分かれしていくというふうに考えると、かなりの期間とまるときが出てくると思うような気がするんですけどね。その辺について、例えば1日や2日だったらもうとまりますというのはわかるんやけど、1カ月かかるとか2カ月かかるとかいうようなことは生じないんでしょうかね。何か生じるような気がするんですけど、どうなんでしょう。
○
議長(
廣尾正男君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
移行についてはある程度まとまった何件かの範囲があって、そこの全体の同意が出た段階で工事に入るというふうに聞いております。そういう部分で長くというよりも、その範囲の同意ができた段階で、まとまった段階で工事にその部分は入っていくということになって、設定になってきますので、それほど長い空白期間というのは生じないというふうに考えております。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
「鈴木
かほる議員」
○5番(鈴木
かほる君)
資料のほうですが、3ページのところに
減価償却の一覧表がありますが、真新しい施設の場合はまだちょっと価値があるというか、みたいなんですけど、ちょっとこの表について
説明してください。
○
議長(
廣尾正男君)
ちょっと鈴木議員とまってください。ちょっと声が聞こえませんので、ちょっとこちらのほうに大きな声で言ってください。それでマスクとってください、発言するときは。
○5番(鈴木
かほる君)
3ページの資料について、どういうふうに見たらいいのか、どういうふうに考えて
無償譲渡のあれになってるのか、ちょっと
説明お願いします。
○
議長(
廣尾正男君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
この表でございますが、それぞれ件名についてはどういった施設かというのがありまして、それで用途それから耐用年数、それとそれを取得した年月日、取得金額、それから処分年月日、
減価償却の累計額、
減価償却後簿価ということになっておりまして、まず取得価格につきましては、取得年月日についてはそれをこの施設を取得した年月日、それでその取得したときの金額が、例えば
受信アンテナ施設でしたら1,840万5,577円で
アンテナ施設を購入した。それで10年ですので、最終2017年8月の9日で
減価償却が終わってしまっているということで、今の価値からすると
減価償却終了後の1円を残して全額が償却が終わってるということでございます。それで、残ってる部分、平成26年施設更新分、送受信施設については2014年の9月の1日に購入をしております。耐用年数は9年でございますので、まだ
減価償却が終わってないということで、
減価償却が終わった分が1,010万8,142円、
減価償却後、そのまだ残っている価値としては371万5,858円ということでの表というふうになっております。したがいまして
減価償却が終わってない部分については、平成26年の設備更新分、平成27年の設備更新分、それと
令和元年度の設備更新分と、それから地域情報通信基盤送電伝送設備、童仙房牛場基地局の分、この4件がまだ
減価償却が終わってない段階での金額を掲載をしていると、そういった表になります。
○
議長(
廣尾正男君)
「鈴木
かほる議員」
○5番(鈴木
かほる君)
減価償却終わっているところ、1というのは1円ということですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
減価償却自体は終わってるんですが、この施設があるということの表示のために1円残しております。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声)
○
議長(
廣尾正男君)
「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。
これから、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○
議長(
廣尾正男君)
「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。
これから、議案第1号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
○
議長(
廣尾正男君)
「
起立全員」です。したがって、議案第1号「財産の
無償譲渡の件」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――-
◎日程第5 議案第2号
○
議長(
廣尾正男君)
日程第5、議案第2号「
南山城村ふれあい
交流拠点施設の
指定管理者の指定の件」を議題とします。
本件について、
提案理由の
説明を求めます。
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
議案第2号、
提案理由。
南山城村ふれあい
交流拠点施設の
指定管理者の指定について御提案申し上げます。
本件は、
南山城村ふれあい
交流拠点施設の
指定管理者について、
南山城村公の施設の
指定管理者の指定の手続等に関する条例第3条の規定により、
指定管理者の指定について議会の議決を求めるものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
廣尾正男君)
ここで、
産業観光課長から
詳細説明を求めます。
「
産業観光課長」
○
産業観光課長(末
廣昇哉君)
それでは、失礼いたします。
議案第2号につきまして御
説明させていただきます。
まずは議案を朗読させていただきます。
議案第2号、
南山城村ふれあい
交流拠点施設の
指定管理者の指定の件。
南山城村ふれあい
交流拠点施設の
指定管理者を指定したいので、
南山城村公の施設の
指定管理者の指定の手続等に関する条例、平成26年条例第17号第3条の規定により提出する。
令和2年2月12日提出。
南山城村長平沼和彦。
記といたしまして、管理を行わせる施設の名称及び所在地、
南山城村ふれあい
交流拠点施設、京都府相楽郡
南山城村大字北大河原小字殿田102番地。
指定管理者所在地、京都府相楽郡
南山城村大字北大河原小字殿田102番地。名称、株式会社
南山城。代表者、代表取締役森本健次。指定期間、令和2年4月1日から令和7年3月31日まで。ただし指定期間の中間年である令和4年度及び最終年である令和6年度に管理運営業務の実施状況を村が評価し、指定期間を令和5年3月31日までに短縮、または令和10年3月31日までに延長できるものとします。
議案としては以上ですが、続きまして議案第2号の資料といたしましては、議案第2号資料として資料ナンバー1、(仮)
南山城村ふれあい
交流拠点施設の管理に関する基本
協定書案と、資料ナンバー2、
南山城村ふれあい
交流拠点施設指定管理者業務仕様書案を添付配付させていただいております。この仮
協定書案並びに仕様書案の内容につきましては、現在、現行のものと特に変更点はございませんが、1点、仮基本
協定書案の第4条、資料ナンバー1の第4条、4ページです。指定の期間、こちらにつきまして現行では3年間、これまで本施設の管理運営を行わせる期間を3年間としておりましたが、今回、見直しを行いまして、今回、5年間とさせていただいております。また、ただし書きにおいて中間年で管理運営業務の実施状況を村が評価して、指定期間の2年期間の短縮または2年間の延長をできるように変更としております。この指定の期間の部分のみ現行と変わったところでございます。あと文言等につきまして多少修正を入れておりますが、中身としては、内容としては全く変わっておりません。今回の
指定管理者の候補者選定につきましては、
令和元年12月3日から12月17日まで募集要項の配布を行っておりました。12月24日から令和2年1月17日の受付期間を設けまして、その間に応募があったものについて審査を行いました。審査を行った結果、次期
指定管理者の候補者として株式会社
南山城が適当であると判断いたしましたので、令和2年1月30日付で指定管理候補者決定通知書を株式会社
南山城へ通知しております。
よろしく御審議の上、御可決賜りたくお願いを申し上げます。以上でございます。
○
議長(
廣尾正男君)
説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
「
中山明則議員」
○1番(
中山明則君)
協定書それからこの仕様書というのが、今の御
説明だと3年前の設立のときとほとんど変わってなくてということですね。今回、応募が1者だけで、また同じ
南山城村になったということですけども、その中で、
全員協議会の中でも示していただいた、その会社の仕様書というか申込書の中で、当時設立した、多分、だと思うんですけども、取締役に前副村長がそのまま、まだ取締役の中に名前が書いてあるんですけども、
全員協議会でもほかの議員のほうからも、村の株主である村長が取締役の会議には出席してないとしたら、村の税金を投入をして運営に当たってるわけですけども、その村の意向とか、あるいはこういう経営をという意見を反映させるために前の副村長が入ってたと思うんですけども、去年の3月でもうたしか退職されてるわけですから、補充とかそういうので村の意向を経営に反映させるような、取締役に新しい村の意見を反映させる、そういう方がまだ入ってないというのはどういう事情なのかというのだけちょっと
説明してください。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
ただいまの御質問ですが、株主として前副村長が取締役として参加していたのに、副村長が退任されたのでその後も継続しているのはどうかということでございますでしょうか。株主として取締役に入らなくてはいけないのではないかということですね。本来ならば、定例取締役会でそういう人事異動をする場合とか、今までの規約はちょっとどういうことになってるか、ちょっと承知しておりませんが、株主として、株主の代表として取締役についておりましたら、その人はその任期が終えた時点で新しく取締役の選定を行うのが妥当かと思いますが、それが定例の取締役会で行うのか、またそれは臨時の取締役会を行うのかは、これは代表取締役の判断になるかと思います。そういう事態が生じますれば、普通は速やかに人事の変更を行うのが妥当かと思います。
○
議長(
廣尾正男君)
「
中山明則議員」
○1番(
中山明則君)
その変更が妥当ということは、もうこの査定のときとかというので移行はされているんでしょうか。そのまま取締役会に、いわば民間の方がというふうになってるわけですけども、少なくとも任命されたときには村の意向を反映するようにということで、副村長として入ってたと思うんですけど、そうでなくなったらやっぱり新しい人事というふうに、速やかにというふうに思うんですけど、それはちゃんと伝えてあるんでしょうか。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
前副村長におきましては。ここの会社の取締役の任期はまだあろうかと思います。ですからそれは代表取締役の判断によるものでございまして、あと株主としての提案は株主総会のときになろうかと思います。しかし、今回この決定を議決されて、株式会社
南山城村が次の
指定管理者に決定するときにおいては、そのことは申し入れをするようにいたします。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかにありませんか。
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
関連して、取締役会は今、年何回されているのかちょっと確認したいんですが。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
私は存じ上げておりませんが、通常でしたら毎月1回とか四半期に1回とかするのが通例かと思います。
○
議長(
廣尾正男君)
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
その資料は、要請すれば取締役会の内容というのは出していただけるんですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
毎月報告するという義務があろうかと思います。毎月の報告義務につきましては、業務仕様書の中にうたわれてるわけですが、事業の報告、毎月事業報告する。これについては1から8いろいろとあります。その他で村長が必要と認める書類ということがございますので、今まで課のほうに出ているかもわかりませんが、それで見当たらなければ私のほうから出しなさいということはできるようになっておりますので、必要に応じてそういった指示はいたします。
○
議長(
廣尾正男君)
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
ぜひとも、きょうとは言いませんが早急に出してください。というのは、もともと取締役、聞いたら年1回ぐらいしかしてないという噂もちらっと聞いてるんで、それじゃあその取締役会の意味なしてないので、本来、取締役会というのは代表取締役をチェックするのが取締役なので、それは株主の言うとおりすることがちゃんとできてるかというのが取締役会の役目なので、そういう意味では先ほど、株主イコール村長が毎月やってると言われるならどのような形で、というのは、今までずっと400万円とか赤字と、後でまた質問しますけど、6月のときは赤字と言いながら12月も何千万円の黒字ということを平気で社長が言ってることに対して、取締役がどうなってるのかというのを聞きたかったのであらかじめ言うてるんですけど、ほんまにそこへ出してください。以上です。
○
議長(
廣尾正男君)
「鈴木
かほる議員」
○5番(鈴木
かほる君)
もう一遍確認しますが、資料が二つ出ているけれど、二つの資料とも前からあったものですか。ただの期間の変更だけなんでしょうか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
産業観光課長」
○
産業観光課長(末
廣昇哉君)
そのとおりでございます。
○
議長(
廣尾正男君)
「鈴木
かほる議員」
○5番(鈴木
かほる君)
そうしたら、村長は今までの道の駅の経営についてとか、いろいろ心を痛めていたと思うんですけど、具体的にこの新しい協定とか契約を結ぶに当たってどういう点を一番新しい社長に求めて、それがどういうふうに合意されたのかちょっとお聞かせください。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
それは選定委員会のほうで行っておりますので、その都度で合意してどうのこうのということではございません。
○
議長(
廣尾正男君)
「鈴木
かほる議員」
○5番(鈴木
かほる君)
そしたら村長さんは直接はかかわってないんですか。やっぱり村長としての何らか意見とか意向とか意図、あったと思うんですが。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
私はそれについて決定権は持っておりません。最終的に選定委員会のほうで上がってきたところで、そこで点数もありますし、ここで決めていいだろうという報告をいただいてから決定するわけでございます。
○
議長(
廣尾正男君)
「鈴木
かほる議員」
○5番(鈴木
かほる君)
そしたら、これ見させていただいたら、かなり厳しく、きちっと報告義務やとかいろいろあるんですよね。でもこれが株式会社のほうから報告されたときに、それを受けとめて、また適切な指導をしていく機関というか、その責任はどこにあるんですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
それにつきましては年1回の株主総会において、決算内容とか見て指導といいますか、株主としての意見は申し上げます。
○
議長(
廣尾正男君)
「鈴木
かほる議員」
○5番(鈴木
かほる君)
村長さんは、それは年に1回の株主としての役割と言われますが、これ見てたら毎月ぐらい報告しなあかんわけでしょう。やっぱり年に一遍、ずっと結果見て、よかったです、だめでしたとかじゃなくて、やっぱり毎月の変化を刻々と見ながら指導していくというか、そういう機関は村としてはきちんとあるんでしょうか。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
先ほども中山議員さんからも御指摘ありましたとおり、取締役会に入りましたら毎月1回の取締役会の中でそういったことは、経営の検討とかいうものが発言する機会があろうかと思います。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
「中崎雅紀議員」
○3番(中崎雅紀君)
村長にお伺いしますけども、例えば上場企業の株とか購入しますね。そうしたらはがきとかが、年に1回株主総会の案内が来まして、出席できない方は役員の人事案件に賛成か反対か、マルペケをしてくださいいうはがき送ったことあると思うんです、村長。株式会社
南山城は公金で出資・設立されてます。オーナーは村長なんですね。森本くん首やからと、そういうことで、そういうことも株主総会で可能かどうか、そういうことも想定されているのかどうか。この役員の人事についても、役員の運営について、議案で動議で出して株主で、当然オーナーですから、株主だから、議案で出して人事案件についても、役員を変える。会社は
南山城の持ち物ですから。だから村長の一存で人事を変えるとかいう役員の人事は、会社の社員については普通は人事課とかそういうあれはできませんけれども、役員については人事異動、人事の選任、可能ですから、それ前提で選定しているいうことでよろしいですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
あくまでも資本経営分離という建前から、株式の全手法については村が1名の記名で持っております。経営につきましては、取締役会のほうに入って、経営のことについてはそちらであれします。ところがその取締役会のメンバーについては、これは株主総会で株主として指名することができます。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
まず、
全員協議会の途中で、要するにおととし400万円赤字が出ましたよね。そんで今回、去年の6月までは赤字やと。しかし12月になったら黒字が出た、それも思った以上に多くの黒字が出たと。その内容に対しての資料を、ちょっと発言をお願いしたい。どのような、赤字が何で黒字になった。基本的にそこが今回の、次の行く、今の山城村のオッケーになった理由やと思うんですね。もし赤字をずっとそのままするなら、やはり社長を変えるなりするべきであったと思うんですが、しかし6月までは赤字になったのに12月は黒になったと。いわゆるどこがどのようになったのか、ちょっとそれ
説明してください。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
選定委員会の中には、それは資料としてはもちろん届けておられますが、そのことについては公表はできないかと思います。
○
議長(
廣尾正男君)
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
金の基本協定も含めて指定管理料の数字も出てないと。施設管理料の話も出てないと。それに対して議会でオーケーせいと。あれほどいろいろな、村民の中でいろいろな意見が出てるのは事実なので、それに対してこの
南山城村の森本社長をオーケーするがための情報何も示さんで、おまえらオーケーせいやという話をこの議会議員に対して言われるのか、ちょっと確認します。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
それにつきましては予算内で精査しておりますので、次の定例議会にはきちっとした数字を出させていただきます。
○
議長(
廣尾正男君)
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
ということは、今まで3年間、指定管理料の金額と施設管理の金額に対しては変わらないという前提のもとで、今回、今、この提案をされてるのか、ちょっと質問します。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
次の3月定例議会にきちっとした数字を出しますが、斉藤議員がおっしゃられた方向で考えてることは間違いございません。
○
議長(
廣尾正男君)
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
再度確認します。ということは今やられてる指定管理料と施設使用料は現状の金額でされると、そういう内容で当初予算にも盛り込まれていると再度確認します。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
現状と変わる可能性があります。
○
議長(
廣尾正男君)
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
先ほど言われた村長の内容というのは、本来そこまで、要するに今までの指定管理料、いろいろな、安くせいとかいううわさが出てるのは事実なんですよね。そのような社長をもう一度せいということに対しては、やっぱりもっとこういうことあるからこそもう1回認めてやと、議会に対してね。言われるのが正しい状況なのに、そういうこと、先ほども
説明したように、そういう、6月は赤字やけど12月は黒字になってる。選定委員会どこが入ってるか知りませんが、そういうことを言わなくて、お前ら賛成せいというようなことはどこからそういう提案されるのはちょっと疑問なので、もう一度ちょっと済みません。だからほんまにこれから、来年度から今までお金をただ単に今までの、ごめん、ちょっと忘れたけど、お金借りてるのを来年から払いますよね、来期から。それのちょっと質問しようと思ったら議案書にないので、そこまでは質問できないかもしれませんが、ただ、6億円ぐらいがその費用ですね。辺地債とか使ってるんですね。それを来年度から支払いする、公債で払うというんですけど、そういうこともありながらでもたくさんもらうというなら何ら質問するつもりもないんやけど、もし施設使用料とかが下がるなら、そういうことをもしされるなら、やはりもうちょっとこの中でそういう情報出して、それでも今の新しく変わるので、ぜひとも
南山城を認めてくれというのを提案されるのが本来の姿じゃないかなと思うんですけど、そこはどうですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
好転するだろうということは話の中ではしております。ただし3月31日をもって決算書が出そろうのは5月と思うんですが、その決算書は、見てから、中のことはまた取締役会とか入ってから、その社長の交代とかいうことになろうと思いますが、現状、これはオフィシャルではありませんが、社長と話ししてる中では好転するだろうということを聞いております。
それと
指定管理者が1件だけだったということで、継続してすることもこれも決まるわけなんですが、きょう決めていただくわけなんですが、好転するという方向で、それとこの3年間、準備期間を入れまして7年間の道の駅の研究を進めておりますので、その点については一歩リード、他社の応募があっても一歩リードしているのかなというふうには感じております。
好転するということと、それと指定管理料のほうも村の非常に厳しい財政に鑑みて協力していただくことも要請はしております。ただし、本日この決定していただいてから、またそれなりのことについては中に入ってでも、村にもっと、今は人的それからまた村の宣伝ということで非常に貢献はしていただいてますけども、そういった利益の還元も税金の足しになるようにしていただこうかなというふうにも考えておりますので、それが時期来ましたらそういった方法で私のほうからまたいろいろとかかわっていきたいというふうに思っております。以上です。
○
議長(
廣尾正男君)
「
齋藤和憲議員」
○4番(
齋藤和憲君)
村長、来年度6億円の赤字が出ると、していただける、やろうと思ったら6億円足らないというような話もちらほら聞いているし、先ほども好転すると言われておるし、返済の公債費もふえるという状況の中で、わざわざ施設管理料をもし、考えてられないと思うんですが、もし万が一指定管理料とか使用料を今以上に下げるということになりますと、やっぱり住民の感情も踏まえ、ちょっとややこしくなるんじゃないかなということを言いまして、ぜひとも今の指定管理料と使用料は最低でも今の現状は守っていただくということを意見として言うておきます。
○
議長(
廣尾正男君)
「鈴木
かほる議員」
○5番(鈴木
かほる君)
以前聞いていた赤字が解消されているという話なんですが、その内訳は今は公開できないということなんですけど、一つだけ心配していることだけ言うておきたいと思います。一番、企業が経営苦しくなったときにやるのがリストラなんですよね。だからこれはやっぱり村の雇用を助けている大事な機関なので、それでお金が何とかなりましたということだけには絶対にならんように心しておいてほしいと思うんです。社長さんにも。それだけ伝えておきます。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに。
「吉岡克弘議員」
○6番(吉岡克弘君)
今いろいろ意見が出たんですけども、理事会の中で、先ほど1番議員からも指摘あったように、理事者の中で今現在、前の副村長が理事者になってると。それではやっぱり村の意向というものがその理事会の中でしっかり反映されへんのと違うんかと。また村長の立場としては株主なんやけど、株主総会には出席できんねんけどそこへは出席できないというような、普通の会社でしたら100%株持ってたらその人は社長さんなんやけど、でもそういうことも公的にはそれはそんで、行政がそういう商売したら余りよくはないのでそういうふうになってるんですけど、議員側として一番ジレンマ、皆さん4番議員の方も言うたように、一番、じゃあその経営してはる人はどこでチェックすんのやということに今なってると思うのやけど、それはやっぱり株主の側から今度は、村長は株主としてその総会に立ち会っておられるんやけども、理事は5名ほどおられるんやけど、せめてこっち側にせめて5名なと、やっぱり株主側から意見を言う方、例えば村と話ししながらですよ。株主としてやっぱり株主の代表として今度はその理事者に対してそれをチェック入れて、今度はこういうふうにしてほしいというようなことの言える体制みたいな。今は理事者がいんのやけども、結局チェックする機関があらへんに均しいって。村長が変わって100%そこへ株主として行っておられるというので、村長が全てそれをカバーしているという部分やと思うんやけども、そういうしっかりした体制というか、組織の体制をもう一回まず見直してほしいなという部分が一つあります。村の意向としては、村も同然、そんな裕福な村ではないので、赤字になった黒字になったという話も出るんですけども、それもやっぱり理事会の中で、例えばことし、いつも大体4億円ぐらいの売り上げあるんですけども、その売上高が例えば3億8,000万円に想定して落として、人をできるだけ雇ってそれでやっていくと2,000万円の余裕が出ます。その余裕を黒としてやっていくというような、そういう設定をしながらやっぱり理事会の中で決めていってほしい。今やったらギリギリプラマイゼロで、それは一番いい経営なんですけども、やっぱりたまには赤が出ますし黒も出ますし、それはもうちょっと非常に不安定なので、ある程度売り上げの設定をした中で、それで運営を安定させていくというのか、そういうふうなことを考えていただいてやっていってもらえたらありがたい。ほんで今やったら村がちょっとあれなので軽い黒が出るとか、黒が出て、黒というてもある程度貯金なんかも少ししてもらって、不測の事態が起こって、今言われてるように赤字が出たときでも、貯金が何ぼかあって、それを担保に銀行からお金を借りて、その赤の1年や2年しりふきができるというぐらいのとこら辺の経営を、やっぱり安定した経営をしていくというのがやっぱり大事なことなので、そういうふうなことの組織の整理みたいなのもう一回。今、3年しかやってないので、なかなか売り上げ上げるだけで精いっぱいというところあったんですけども、やっぱりこれから3年間とかなってきたら、せめて中間決算でもやりながら、できるだけそういうふうにええ方向へやっていってもらうというのが。赤も出るときもありますけども、それは企業内で何とかしりふけるようにやってくださいというのなら、それはそれやし、できるだけ雇用をしていって、村に例えばお金の余裕があるのやったら、それはできるだけ雇用していただいて、ちょっとぐらいの赤やったら村も何ぼかしりふきしますよという部分の、その辺のとこら辺の村の方針なりもその理事会の中でちゃんと決めていただいて進めていってほしいなと、そういうふうに思います。
まず初めに、ふれあいの施設の代表者が、
指定管理者が決まったら、
指定管理者とともにやっぱりそういうふうなことを、基本的なことだけは理事会で決めて、ちゃんとしていってもらえたら余りそういう文句も出えへんでしょうし、また株主側からチェックができる体制というのも、ちょっと一つつくっていただいて、議員がチェックでけへんというジレンマがあって、みんなが言わはんのですけども、そういうチェック体制というのもその組織の中でちゃんとつくっていただいて、今後進めていってもらえるようにしてもらいたいなと、こういうふうに思うんですけど。その辺ちょっと進めていってもらう上で村長の意見ちょっと聞かせてほしいなと思うんですけど。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
この前の
全員協議会の中でもお話しいただきまして、そのことはオフィシャルの中では話はしてます。この前、ちょっと社長と実はかなり話はしてるんですけども、そのときは指定管理料のそういった経営のことでやっただけで、そこには入ってないんですが、詳しくまで言えなかったんですが、そういったことが出ているということをはっきり申し上げまして、次の取締役については変更ということは一応申し入れはしてあります。ただし、きょうが決定してこれから前へ進んだ段階で徐々にまたそういったことを進めてまいります。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
「奥森由治議員」
○9番(奥森由治君)
斉藤議員の再確認を村長にさせていただきます。指定管理料と使用料の問題です。
私ら今、額を聞いてない段階、予算が提案されてないので信用するしかないので確認をさせていただきますけども、やっぱり村民の願いというのは指定管理料と使用料、バランス、最低でもヒフティ・ヒフティやと。これ以上いただいてたら村、返済にも充てられるということになるんですけども、最低五分五分やというふうに理解をしてるんですけども、今度の予算の中には多分この話もされてるんですけども、指定管理料が下がって利用料も下がってというようなことがないようだと思うんですけども、その辺の確認だけさせていただきたいと思います。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
議員皆さんの厳しい目が光っておりますので、その方向で考えております。3月にきちっと提案させていただきます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
2番、久保です。きょうの議案第2号はこれだけですよね。ちょっと不思議な、きょうの資料なんですけど、資料1・2案とついてるんですけど、これ、案なんですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
産業観光課長」
○
産業観光課長(末
廣昇哉君)
現時点で
協定書を結んでいるわけではございませんので案でございます。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
ということは、この議案はこの協定の内容でこの業者でよろしいですかという議案ですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
この案といいますのは契約対象者が株式会社
南山城代表取締役森本健次という名前入れておりますので、これは資料としてつけさせていただいてます。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
済みません。もう少しわかりやすく
説明してください。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
協定書の中身は従来のものでございます。中身はですね。協定の中身は。ただ、契約するときにこの名前を入れますので、この名前を入れたものはきょう決定いただきましたらこの形で出しますという見本でございます。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
最後の名前があるから案になってるというだけのことなんですね。わかりました。
そうしたら、この内容は動かないわけですね。それを前提に質問させていただきます。第7節、これは資料1の第7節、先ほどからのいろいろな方の質問なり答弁なりを総合いたしますと、結局この判断基準は、指定管理料とかあるいは、もしくは使用料というのも、全然示されない中で、現行のままでということが大体予測ということですけれども、取締役会にも出てないというような状況の中、あるいは村から取締役を入れてないという状況を勘案しますと、第7節のところでしかこの判断、この内容この事業でいいのかというのは第7節で判断するしかないと思うんですね。その場合に、第7節の36条、事業計画書の作成等となっております。したがって今回の株式会社
南山城に決めるについては、事業計画書が出てるんですね。出て、その事業計画書に基づいて
南山城でよろしかろうという判断になった、選定委員会の中でそういう形でなったというふうに推測するんですが、そのとおりの解釈でよろしいですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
産業観光課長」
○
産業観光課長(末
廣昇哉君)
この選定におけるところにつきましては、募集要項のほうで事業計画、こういったことでこの事業をやっていきますということで指定管理の指定申請書は上がっております。そこには事業計画書は当然、審査対象になりますので書かれて出されております。ただ、今回こちらに出す基本
協定書につきましては、決まってから改めてこの基本協定をお互い押印し合ってそこから各年度の事業計画書は出していただくというものでございますので、こちらの事業計画書はまた別に出していただくということになります。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
ということは基本協定じゃない、この
南山城を決めるについては行政に対しては出てる。出てはいるんですね。ただし、これが令和2年4月1日からの事業計画については改めてそれを求めて、それを判断していくということになるんですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
産業観光課長」
○
産業観光課長(末
廣昇哉君)
その通りでございます。ここに第36条に毎事業年度、公が指定する期日までに事業計画書を作成しとまず書いておりますので、この
協定書を交わした後に毎年度の事業計画書を出していただくということに
協定書の内容はなっております。審査のときの事業
協定書というのはこういうふうにやっていきますよという、事業計画書というのはこういうふうに出していきますよという、たまたま今回は1者でしたですけども、見比べる中で複数者出てきたらその事業計画の内容も複数者審査しなければならないということになると思いますし、そういった意味の今回の審査用の事業計画書と、今度協定をするための、毎年やっていくための事業計画書、これは協議をしながら向こうも出していただきますし、こちらもこの事業計画書でいいのかどうかという判断、それは必要だと思います。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
そうすると、今出ている、いわゆる業者決定に向けての事業計画書と、それに基づかない月例なり年度ごとの事業計画書が出てきても、これは是となるという可能性はあるんですか。
○
議長(
廣尾正男君)
「
産業観光課長」
○
産業観光課長(末
廣昇哉君)
まず、こういうふうな形で私どもはやっていきますということで指定管理の申請の中で事業計画書を出されているわけですから、これと全く違う事業計画書が出されるということは考えにくいかと思います。もし出されるのであればどういう事情でどう変わったのかという話を協議する必要があると思います。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
前段の整理はできましたけれども、そうすると、一般的にこれ業者を決める議案ですね。業者を決めるときには、例えば工事請負であったら工事請負に対して、こういう内容をやりたいと、こういう事業なり工事の内容をやりたいという仕様書が出ますわね。こういう業務を委託したい、委託契約であればそういう仕様書が出ます。その意味からいいますと、この仕様書に基づいてあるいはその仕様書プラス基本
協定書に基づいて、この事業をこの業者を決定してくださいと議会に出しているんですが、そうなりますと、株式会社
南山城村でいいのかどうかという、こういう事業のことをやりたいんですということだけの案であれば、具体的にまだそれ以降の段階があるんですけれども、株式会社
南山城にしてくださいという案である以上、どういう業務を具体的にやり、これをどういう形で受けるというものが全く議会に示されないまま、これだけを見て
南山城を信用してください、あるいは
南山城村役場を信用してくださいという議案のようにしかとれないんですけれども、一般の業務委託とかあるいは工事請負の決定の議案と全く違うパターンですよね。中身が何もない。やりたいことは書いてます、確かに。書いてるけれど、それに対して第7条の事業計画書をつくりなさいというのが出てるのに、ここには事業計画書がついてない。そしたらどういう事業計画が出てきた業者だから我々はイエスなのかノーなのかという判断をせざるを得ないんですけれども、それが何もなくて、はっきり言うて
南山城村役場を信用してくださいということですよね。この業者がええか悪いかというのはそちらが判断しはることで、それを何も中身をつけないで我々に議案として出すということは、村を信用してください、村長を信用してください、そういう議案でしかないんですね。一般的に年間1,000万円あるいは借金のことを考える、あるいは投資した税金のことを考えたら、年間何千万円もの金額になると思うんですけれども、それを村長を信用してくださいねというだけの議案でここにあるというのは、ちょっと考え方としては荒っぽ過ぎませんかね。しかも予算についても、先ほどから多数の議員が予算が出てないので委託料は上がらないんだろうなと、あるいは上がってくる水揚げの使用料が下がらないんだろうなというのは、非常にそれも信用してくださいと、3月にその方向で考えてますのでというのはわかります。でも議会が一つのルールとしてやるんだったら、せめてその部分だけでも附帯決議をつけて、これは上げません、あるいは下げませんという附帯決議をつけてでもこの案を通してくださいというなら一つ理解はできます。しかし、何もかも、はっきり言って何もなしで、書いたもの何もなしで議員に手を挙げてくださいと言われて、ちょっとそう言うてたんですけどなかなか難しい点がありましてと言われても我々も困る。だから附帯決議が最低でも必要かというふうにも思います。
それともう一つ、それは金目の話は附帯決議が絶対必要ではないかというのが一つ。
それから、この案はあくまでも名前が違うだけで過去から何も変わってないというんだったら、去年の決算についてどうだったかというのは、月例の事業計画でずっと村としては把握してきたはずですよね。それを何か年末になってあたふたとなる、あるいは年度末になって400万円の赤字になるというのが、あたかも初めて行政として知ったかのような状況が去年ありましたけど、それちょっとおかしい。きちっと報告が上がってきてる中にお金は入ってないんですか。やってますという事業についてはあるんだけど、収支決算についてはその報告の中には入ってないということだったのでわからなかったんですと。何人入って幾ら売れたけど、収支決算は決算の時にしか出しませんというので、それでよしとしてるならば、このモニタリングの中身も少し変えないと、これせっかく今、案となってますので、名前だけじゃなくてモニタリングの具体的な、何と何をモニタリングするんだというのが必要だというふうに思います。
それと、もっと根本的なことを申し上げたいんですけど、基本
協定書の中、あるいは仕様書、どちらを見ましても道の駅の本来の設置の目的だった部分が1行も書かれてない。何かこの前
全員協議会で見た資料には何か書いてあった部分があったように思うんですけど、改めてこれをずっと最初から最後まで読んでみましたが、簡単に言うと仕様書の目次をずっとさっと見てもらっても、地域の農業の活性化とか、ここを基準にして村の農業なり産業をどういうふうに発展させていくかというのが、全然道の駅には求めていないことになる。らしいことは少しだけ触れられているかな。しかしほとんど、深く読んでいくと具体的な仕事の仕方が書いてあるにすぎずで、もっと村と一体となって村全体の産業発展のためにやっているんだという部分がここにどうもない。単に大型店舗、村にとっては大型店舗が1件できたと言うだけにしかすぎないように思うんですけれども、その辺のところはどこに書いてある。私わかってないかもわからへんので、ここにこういうふうに書いてあるのでこれで村の産業全体を道の駅を通じてやっていくんだと、そのために道の駅をつくったんだというのがわかる部分をもう一度
説明をしていただきたい。いろいろ聞いたのでわかりにくいかもわかりませんが、よろしくお願いします。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
もし私の
説明で足らなければ、また産業課長のほうからお願いしたいと思いますまず。
モニタリングのところにつきましては、これは資料2番の事業報告書等というところで、毎月これだけのことは報告してくださいねということで書いてありますので、このようなことで毎月の経営状況などを判断できるかなというふうに思います。
それと道の駅のどういったことを仕事するんですかということについては、資料1の3ページの管理運営業務というところに、9項目プラス10項目で、また村長が必要と認めることということに出ております。
質問がたくさんあったので、まず一つ、400万円の赤字につきましては、確かに30年度の決算では経常利益は400万円の赤字ということになっております。しかし売り上げが4億二、三千万円ありますので、それは1%ぐらいの赤字ということで大したことないというふうに、中身判断しましたらそういうふうに感じました。
それと決算書となるところですぱっと切りますので、そこで切ったらそういうことですけども、それはまた5月となればまた好転していると。先ほど6月の時点で確かに悪いという報告も受けてたんですけども、それについて9月のときにちょっと厳しい状況で訴えられたんですが、そうしたら改善計画を出しなさいということで、9月の
定例会でも私も話しさせていただいたと思うんですが、それがやっと12月の末に出てまいりまして、それを見ますとかなり好転するなというふうな印象を受けましたし、いろいろと努力をしている点、人も若干、リストラではないです。自然減です。正社員の新卒の人がやめたりとか、2人ほど減ったということで。それは別段影響はないんですけども、そういうこともとられましたので、この3月、ことしの3月、31年度の決算はかなり好転するだろうという印象は得ております。持っております。売り上げも若干伸びております。そういったことで、赤字とはいえすぐに改善できる状況でしたので。
今後の予定も、これは提案書の中に書かれております。それは逐一、その金額というのは申し上げられませんが、好転することは間違いないだろうというふうに思っております。
あと村に対してどういうふうなことを期待するかということで、やはり税収が少なくなっておりますし、道の駅に続いてふるさと納税のほうももっといろいろなところ、視野を広げて、他町村のことも研究しながら、まだまだ生かせる資源がありますので、そういったものを使って、やまなみホールの活用だとか農産品も当然そうですけども、そういったことで税収アップにつなげてくれということも話ししております。
この規定の中にそういうことは盛り込まれてないということですが、大体エッセンスとしては盛り込まれておりまして、そこへどういった肉づけするかということは経営の中で、先ほどから従来ずっと話されております経営会議といいますか、取締役会とか、また株主の立場として、好転するようなことではちゃんとウォッチしますので、そういったことで御判断願いたいと思います。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
今、村長が全部答えましたやろ。聞いてませんか。
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
モニタリングの部分について、あるいは現在の出ている事業計画について出せないということになってますが、出せないと今おっしゃいましたけれども、事業計画、改善計画等についても出せないと。報告書、報告を求めるという内容について出せないというふうに村長からお話ありましたが、これはどういう基準に基づいて出せないんでしょうか。
○
議長(
廣尾正男君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
正直に言いますといただいております。しかし中身がかなり間違いが多かったもので、それを出したら誤解を招くだけだと思って出さないと言うただけです。数字、12月にどれぐらいやってて、今言ってもいいです。でもそんなばかなってずっこけるだけの話かと思いますので。だからもう少し信憑性のある話になったものしか議会には報告できないというふうに私で判断して出さないと申し上げました。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
そっちのほうは何かすごい特別のような事情のような感じがするんでわかりましたけど、少なくとも今回、この業者に決めるについての計画書が出てるというのは、先ほど
産業観光課長からありましたが、それも資料には出てませんし、はっきり言うて紙1枚しかないということになってるので、この業者で大丈夫と言える。この仕事をやるというのは別に、これに基づいてやるんですというのはあくまでもこれは行政がつくった仕様書でしかありません。けれど、我々が判断するのはその仕様書に基づいてこの業者でいいか悪いかというものについて、若干赤字の実績を持っている会社をオーケーと言おうと思ったら、少なくともこの仕様書に基づいてこういう計画書が出ておりまして、これは信憑性も高いし、令和2年度以降の契約はこれでオーケーですというものは少なくとも出してください。出てるんやから。出てるものが出せないというのはどういう状況で出せないんですか。どういう法律に基づいてこれは出せないんですと、議会に出せませんというのはどの基準に基づいているんですか。お願いします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――-
○
議長(
廣尾正男君)
暫時休憩します。
(休憩 11:16〜11:32)
○
議長(
廣尾正男君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――-
○
議長(
廣尾正男君)
今、久保議員のほうから質問がありました事業計画書と、それから選定委員会で内容を吟味した関係についてちょっとお話をしていただきます。選定委員会の関係。
「
産業観光課長」
○
産業観光課長(末
廣昇哉君)
失礼いたします。
令和2年1月17日に
指定管理者の指定申請書が出されております。その申請書の村の審査員8名でまず審査を行いました。審査の中身につきましては、評価項目といたしまして、まずは
指定管理者としての適正、評価内容は
指定管理者としての認識。
○
議長(
廣尾正男君)
産業課長、ちょっとゆっくりしゃべっていただけません。今大事なとこやから。
○
産業観光課長(末
廣昇哉君)
評価内容につきましては
指定管理者としての認識、管理運営実績、経営の安定性といったところをまずは見ております。
次に事業計画の有効性というところで、目的の達成に向けた取り組みがどういうことが提案されているか、また利用者の満足度の向上をどういうふうな形で提案しているか、提案があるかというところを審査しております。また、事業計画の経済性、指定管理業務の費用、事業計画の適正性については管理運営体制、平等利用、安全対策など、そういった点を含めて審査をした結果、株式会社
南山城が適正であるというところで村長に報告をして決裁をいただき、候補者として指定通知を送ったところでございます。
事業計画書の中身でございますが、特に御紹介させていただきますと、向こうの提案事業の中では生産者と連携した観光事業について提案をされております。また、京レモンプロジェクトであったり、児童クラブ昼食提供事業、そういったところについて御提案がされたりしております。代表的なところについてはそういうところを審査して、提案については審査しておるところでございます。以上でございます。
○
議長(
廣尾正男君)
「
久保憲司議員」
○2番(
久保憲司君)
今、
説明いただきました。なかなかばくっとした答えなんですけれども、質問の内容が審査の、審査内容といいますか、それとの境目が非常に難しい部分であるということも含めて、一応これで了解をすることとしたいと思います。一応あわせて、後で結構ですので、過年度分の事業計画とそれからそれに対する月例の報告、あるいは年度の報告というのがあるのかどうかわかりませんが、一応
協定書なり仕様書に基づく内容の報告が過年度分は出てるので、過年度分は出せると思いますので、それは今は別に結構ですので、後で出していただきたいというふうに思います。以上で私の質問を終わります。
○
議長(
廣尾正男君)
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声)
○
議長(
廣尾正男君)
「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。
これから、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○
議長(
廣尾正男君)
「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。
これから、議案第2号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
○
議長(
廣尾正男君)
「起立多数」です。したがって、議案第2号「
南山城村ふれあい
交流拠点施設の
指定管理者の指定の件」は、原案のとおり可決されました。
以上で、本
臨時会に付された事件は全て終了しました。これで本日の会議を閉じます。
令和2年第1回
南山城村
議会臨時会を閉会します。
皆様、御苦労さんでした。
(閉会11:39)...